弁護士依頼で結果はどう変わる?―交通事故に強い弁護士の選び方

代表弁護士 河合 利弘 (かわい としひろ)
所属 / 鹿児島県弁護士会 (登録番号42212)
保有資格 / 弁護士

交通事故トラブルに遭遇した人を最初に悩ませるのは「示談金の高額化に成功しやすい良い弁護士をどう見分けるべきか」という問いではないでしょうか。弁護士は専門職としての広範な分野を取り扱う職であり、知識・経験・意欲によって依頼ごとの満足度に差が生じることは否めません。

弁護士の力量で事故トラブルの結末にどんな影響が生じるのか解説した上で、交通事故に強い弁護士の選び方を紹介します。

弁護士の力量で変わる問題解決の3つのポイント

事故被害者が弁護士依頼に依頼する共通の目的は「示談金の最大化」でしょう。示談金を決定する最大の要素である慰謝料・過失割合・後遺障害等級の評価を司法基準に近づけられるかどうかは、弁護士の力量が問われる重要なポイントです。

ポイント1:慰謝料の金額が大幅に上昇する

入通院時・後遺障害時・死亡時の各慰謝料には類型化された3つの算定基準があります。最も金額の低い「自賠責基準」と実状に十分配慮された「裁判所基準」とのあいだには2〜4倍もの差があり、損害賠償金の総額である示談金の金額に強く影響を及ぼします。

そもそも慰謝料は精神的苦痛に対する賠償額であり、数値化しにくい性質を持ちます。被害の状況を十分考慮して「裁判所基準」に沿った慰謝料算定ができるかどうかは、弁護士の交通事故の知見によって左右されるポイントです。

ポイント2:過失割合が適正に評価される

事故当事者の責任の大きさを評価した「過失割合」によって、示談金は割合で減じられます。示談金が高額化するケース・加害者側に弁護士がいるケースにおいては、加害者側から有利な過失相殺を狙う交渉を行われる例が後を断ちません。

過失割合もまた画一的基準が設けられており、刑事記録・調査事務所の報告から判断可能です。この基準には相当のボリュームがあり、法律問題のなかでも特に専門性の高いものと言わざるを得ません。

相手方の主張に対し、適正な過失割合を見抜いて指摘できるかどうかは、対応する弁護士が積極的に交通事故分野に関わってきたかどうかに左右されるポイントです。

ポイント3:後遺障害等級認定を適正に得られる

後遺障害等級認定は、医師から提出される診断書を認定の判断基準とします。

しかし「どんな事故でも医師は正しい判断を下せる」というわけではありません。医師の見立てには個人差があり、治療方針や患者との連帯感によって大きく変わるのです。弁護士が持つ交通事故の対応スキルには、事故症例に特化した医学的知識も含まれます。

交通事故の専門性が高い弁護士だからこそ、治療経過や予後から「必要な検査や治療の種類」を見抜き、等級認定のための適切な受診アドバイスへと繋げられるのです。

交通事故に強い弁護士の選び方

交通事故対応に強い弁護士をより簡単に見極める際のポイントは3つです。

【ポイント】交通事故に強い弁護士の選び方

①保険会社との交渉経験は十分か

②依頼人とのコミュニケーションを重視しているか

③無駄のない問題解決プロセスを提案できる

保険会社との交渉経験は十分か

弁護士を選ぶ上で最初の目安としたいのは「保険会社との交渉経験」(=交通事故の受任実績)です。

示談交渉を成功させる上で、弁護士権限や判例知識だけでは足りません。保険会社ごとの判断の線引きを先読みし、意図しない訴訟発展・話し合いの平行線化を避けるための交渉方針を見極めるスキルも必要です。

こうした保険会社の価値観を見定めて対応方針を練るスキルは、実務で多数の保険会社と接触するからこそ得られるものです。

【当事務所の特徴①】交通事故の解決実績&相談対応件数に自信があります。

河合総合法律事務所は、受任案件の5割以上の解決実績・1,000件以上の相談対応件数を持つ「交通事故専門の法律事務所」です。

事故当初から問題解決までを見守った数多のケースを通じ、直近の保険会社ごとの傾向について緻密かつ網羅的な情報を蓄積しています。保険会社が提示した金額の根拠・訴訟発展の可能性などを分析しているからこそ、被害者の状況を加味したオーダーメイドの対応が出来ます。

依頼人とのコミュニケーションを重視しているか

対応が事務的ではなく「依頼人とのコミュニケーションを大切にしているかどうか」も弁護士選びの目安となります。

代理人としての役割を担う上で、精度の高い代弁力が必要です。人的・物的被害の状況を常にモニタリングし、医師の治療方針や被害者自身の細かい考え方を拾う意欲も、専門スキルのひとつです。

【当事務所の特徴②】治療経過に寄り添った対応に自信があります。

当事務所では定期的に治療経過のご報告をいただき、お身体の状態やその時点でのお考えを随時ヒアリングしています。

医療機関の治療方針や被害者ご本人の価値観の変化を素早く察知すること、示談をベストな結果に導くためのきめ細かいアドバイスを提供できます。

【当事務所の特徴③】スタイルに合わせた相談方法をお選びいただけます。

「出来るだけ早く相談したいが身動きが取れない」という状況でも専門家にアクセスしていただけるよう、ご入院先への出張・お車または公共交通機関での御来所・電話・メール・文書などさまざまなご相談手段を用意しています。

公共交通機関を利用される方は、最寄り駅までの送迎をお任せください。

依頼人に合わせた無駄のないプランを組めるか

早期解決に対する意識も、交通事故トラブルの専門家としての大切なスキルです。

「示談金を最大限得たい」といった同じ目的でも、事例によって被害者の具体的目標は異なります。人損よりも仕事道具等の細々とした物損の賠償を得られれば良いとするケースもあれば、時間がかかってでも心理的苦痛に見合う慰謝料を得たいとするケースもあります。

当事者目線のある弁護士であれば、これらの「被害者の目的」を素早く見抜き、ゴールを設定して最短距離の交渉方針を練ることができます。

【当事務所の特徴③】ご自身のペースに合わせた解決プランをお選びいただけます。

示談交渉の期間にはある程度の目処が必要です。実際に示談金が支払われるタイミングを遅らせすぎると、かえって損害回復(生活費補填や自宅バリアフリー化など)に差し支える恐れがあるからです。

そこで河合総合法律事務所では、訴訟を含めて徹底対応した場合・被害者自身が納得できるラインまで交渉した場合の2パターンに分け、ご相談当初に示談結果の見込みをお伝えします。

ご依頼者様が持つ期間と結果のイメージに沿う解決プランを選択していただくことで、より満足度の高い結果を実現できるのです。

当事務所の交通事故トラブル解決実績

河合総合法律事務所では、専門性の問われる以下のような案件にも熱意を持って取り組んでいます。

主婦・自営業者の休業補償

主婦や自営業者など所得を明確化しづらいご職業の被害者について、休業損害の適正評価に多数の実績があります。

ご依頼者様からの緻密なヒアリングをもとに、確定申告書・家計収支の情報などの客観的資料を複数組み合わせることで、保険会社に数字的損害を理解させることが出来ます。

後遺障害等級認定の異議申し立て

他覚症状の少ない例(むち打ち症・骨折後の痛み継続)を中心に、後遺障害等級の修正・異議申し立ての成功に複数の実績があります。

当事務所の方針として、文字起こしされた診断内容に加えて「診断基準となったレントゲン等の映像資料」にも目を通します。被害者ご自身ですら訴えの難しい症状にアンテナを張り、本人目線で後遺障害等級の適切さについて判断できるのが、当事務所の自信です。

死亡事故・重大事故対応

精神的苦痛の大きい事故は、代理人が必要となるケースの最たるものです。

当事務所では「ご主張を法的表現に変換する際の精度」に注意し、慰謝料算定・過失割合の認定で不当評価が行われないよう全力を尽くしています。

死亡や重大な後遺障害を伴うケースでは、金額が必然的に高額となることは否めません。司法基準からの減額補正・加害者の無責もしくは過失を減じる主張などを受け入れてしまうと、割合に応じて数百万円単位の減額につながってしまう恐れがあります。

ご相談ケースのほとんどは、精神的ショックのあまり長期にわたってご状況を整理しきれません。加害者に対する毅然とした対応は、当事務所にお任せください。

相談が早いほど弁護士のスキルが活きます

示談の満足度を左右するのは、交通事故のプロとしてのスキル(交渉経験・コミュニケーションへの熱意・無駄のない計画力)だけではありません。相談タイミングが早いほど弁護士の状況理解が深まり、ご主張の代弁精度が上がります。

当事務所では、ご入院で身動きの取れない状況でも速やかに専門家へアクセスいただけるよう、鹿児島エリア全域への出張相談に対応しております。

人的・物的損害の回復に足る示談金を勝ち取るには、ご自身で主張したい想いを法的表現にしっかりと変換することが大切です。まずはご状況だけでもお聞かせください。

相談料・着手金0円/完全後払い制/※弁護士特約の場合は除く/賠償金が増額できなければ 報酬は一切いただきません!

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