弁護士費用特約

交通事故時に使える「弁護士費用特約」をご存知でしょうか。

損害保険に特約が付帯されていれば、依頼先の弁護士を自由に選択した上で、着手金・成功報酬等はすべて保険会社負担とすることが出来ます。

弁護士費用特約ならではのメリットや限度額について、いざという時に安心して専門的支援を活用するための耳寄りな情報を紹介します。

弁護士費用特約とは

損害保険の付帯サービスである「弁護士費用特約」とは、限度額内で弁護士費用（相談または依頼にかかる費用の全体）を保険会社が担ってくれるものです。

保険会社の示談交渉サービスが使えない事故（もらい事故・過失割合ゼロの事故など）を意識して創設されたサービスであるものの、特約付帯している保険加入者であれば事故状況にかかわらず使用することが出来ます。

弁護士費用特約のメリット

保険に特約が付帯されている場合、これを使わない手はありません。気軽に利用でき、事故解決の満足度に繋がりやすい3つのメリット（以下紹介）が用意されているからです。

メリット1：自分で弁護士を選べる

弁護士費用特約の最大のメリットは、保険加入者自身で依頼先の法律事務所を選べる点です。解決したいこと（保険会社の対応に納得できない・後遺障害等級認定を適正に受けたい等）に合わせ、相性の合う腕のいい弁護士を選んでから補償を申請できるのです。

メリット2：特約を使っても等級は下がらない

弁護士費用特約を使っても、保険料の割引率（ノンフリート等級）には影響しません。これまで無事故で過失ゼロの損害を被ってしまったケースでは、現状の最高割引率を維持したまま事故解決を目指せます。

メリット3：加入者だけでなく親族にも使える

弁護士費用特約のカバー範囲は、記名被保険者の同居家族（配偶者または子供は別居中でも可）に及びます。交通事故でよくある「家族を乗せていて事故被害に遭った」というケースでは、搭乗していた家族の分の示談交渉も保険会社負担で弁護士に任せられるのです。

一般的な弁護士費用限度額

弁護士費用特約は「法律相談」「弁護士依頼費用」の2項目で限度額が設けられています。

いずれもゆとりある設定となっており、ごく一部の死亡事故・重大事故を除くほとんどの交通事故例を限度額内で解決することができます。

※参考：弁護士報酬アンケート（2008年/日弁連調査）

河合総合法律事務所は初回相談無料（時間無制限）です。特約利用前に弁護士との相性・解決の見通しを確かめていただけますので、是非ご利用ください。

弁護士介入案件のほとんどは示談だけで解決する

「弁護士に依頼すると時間がかかるのではないか」「費用が特約限度額を超えるのではないか」との心配は、気軽に弁護士に打ち明けてみることをおすすめします。

弁護士が介入した交通事故ケースのほとんどは示談（相手方保険会社との和解協議）で解決します。過失割合・後遺障害等級認定をめぐる決裂などの例を除き、高額な訴訟費用が発生するケースは限定的です。

交通事故を専門分野として扱ってきた弁護士であれば、個別具体的な解決の見通し（時間と費用）を当初から案内できます。

【当事務所の特徴】ペースに合わせた解決を図ります

河合法律事務所では、多数の相談実績・解決実績をもとに「交渉が長期化するライン」「訴訟に発展するライン」をそれぞれ見極めることが出来ます。

当座の弁護士費用の問題を解決できても、その先にある示談金がいつ確定するのかという問題は無視できません。ご依頼者様の考える“解決のポイント”に合わせ、費用・期間の両面でペースに応じた依頼達成を心がけています。

弁護士依頼のメリット

弁護士依頼の目下のメリットは「示談交渉を一任して損害回復に集中できる」点にありますが、最も有意義な利点は「示談金を最大化できる」点です。

保険会社の特約と組み合わせることで、弁護士依頼による経済的利益は最大化します。交渉によるストレス回避目的だけでなく、事故解決の満足度を十分なものにするためにも、専門家への依頼をおすすめします。

交通事故トラブルはお任せください

交通事故に遭ったときは、積極的に「弁護士費用特約」を利用しましょう。弁護士選びの自由度が高く、適用範囲・限度額ともに交通事故ケースの大半をカバーできるのが特徴です。

依頼先を検討される際は、河合総合法律事務所を是非ご検討ください。受任案件の5割の解決実績をもとに、ご相談される方のペース・ご希望に合わせた解決に尽力いたします。